不思議ですね、ナマコは海の底でほとんど動かず生きています。動かずに何を食べているのでしょうか、実は海の底の泥や砂を食べてその中から養分(有機物)を得ています。海の浄化屋さんですね。
また魚に襲われても平気でどんどん増えています。実は身を守るためにいろいろな工夫をしています。襲われたときに体の一部(内臓など)をはきだし、魚に提供します。本当に身を守ったといえるかどうかは別として、命は保ちます。
また同時に強力な魚毒成分(ホロトキシン)を身に持っています。それは、海底にいる真菌から身を守る働きもします。魚のように動かないので体についた菌を洗い流すことができないのでそのホロトキシンで菌を殺します。
ホロスリンの主成分は、そのホロトキシンなのです。ナマコのあの厚い皮膚(食用部分)に含まれています。もちろん人体には安全です。人体内で加水分解され安全に排出されます。安心して召し上がってください。(くれぐれもホロスリンではなく魚屋さんで売っているナマコですよ(笑い))
また同様にホロスリンに配合されているサリチル酸は植物が他の細菌から身を守るため自分自身で生成しているもので、果物や野菜などに多く含まれています。かつては鎮痛剤としても服用され、酒の防腐剤としても使われていました。今では胃を荒らす恐れがあり、服用にはあまり使用されていないと思います。
当社は強力で人体や環境にやさしい水虫薬を提供することを心掛けています。